わきがの手術後に日常生活でどんなことに気を付けるべき?

わきが手術後に気を付けるべき事

わきがはその名の通り「腋」に起こる症状で、当然のことながら腋が執刀部位になります。

腋の下は人間の急所の一つで、非常に柔らかい関節軟組織でもあります。

腋の下には重要な太い血管とリンパ管が皮下に近いところを流れているため、そこにメスを入れるというはそれなりに慎重を要するものです。

わきがの手術は、難しさとしてはそれほど困難ではありませんが、術後のケアは慎重を要するのには、こうした理由があるのです。

また、腕は日常生活の中でも頻繁に動かす部位ですから、軟組織にメスを入れている腋の下はあまり激しく動かすと治りが悪くなります。

したがってわきがの手術後に最も気をつけなければならない事は、「腕を激しく動かさないようにする」ことです。

出来れば可能な限り安静を保っておくのが理想ですがそうも言ってられないので絆創膏でしっかりと固定しておくことが重要です。

こうする事で動かしても傷口の剥離や外気に触れて感染症を引き起こすリスクは低くなります。

更に退院後も入浴は浴槽に浸かるのは止めて、抜糸までの間はシャワーで済ませるようにします。

この間も傷口は出来るだけお湯で濡らさないようにすることが重要です。

これは術創が濡れてしまうとそこで雑菌が繁殖しやすくなるからです。

シャワーを浴びるときは撥水性のある絆創膏などを利用して出来るだけ濡らさないようにしましょう。

また湿った絆創膏をいつまでも貼っておくのもNGですからシャワー後は良く渇かして絆創膏をこまめに交換するようにします。

日常生活に戻れるまでには大体4~5日程度かかります。

傷口が完全に塞がるまでは、重たい物を持ち上げたり握力を使うような作業時に、痛みを感じることがあるので、出来るだけ無理をしないようにしましょう。

完全に社会復帰出来るまでの期間は?

社会人になってからわきがの手術を受けたら仕事先には休暇届を出さなければなりません。

診断書と一緒に提出すれば、病欠として認められ休業補償の対象となるので、必ず総務に確認するようにしましょう。

休業補償は申告しないと認めてくれない企業もあります。

しかし休暇届を出す際に一体どれぐらいの期間で申請すれば良いか悩む事になると思います。

診断書と一緒に提出する場合は、診断書に記載されている療養期間に合わせれば良いのですが、事前にどれぐらい必要かを問われた場合に答えに窮してしまう方が多いようです。

そこであくまで目安ですが、仕事復帰までに必要な期間についてご説明します。

切開法の手術を受けた場合は2週間前後が目安になります。

吸引法だと1週間程度、レーザー法や超音波法では3日程度と考えておけば良いです。

ただしこれらの目安は術後の経過によって異なってきます。

申告した期間よりも職場復帰までの期間が延びそうな場合には、その事が判明した段階で速やかに職場に伝えるようにしましょう。




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