わきがの手術後はどのくらい痛い?

わきが手術の予後は?

わきが手術の予後についても、皮弁術か、切開法か、小切開法か、その他の方法によるのかによって変わってきます。

術後の痛みは予後の一つとして考えられますから、それぞれの手術ごとに考える必要性があるのですが、基本的に予後が悪いものほど術後の疼痛も大きくて長引くと考えて間違いはありません。

では、以下にそれぞれの手術別の予後について説明していきましょう。

皮弁術の予後

わきがの人はかなり高い頻度でアポクリン腺が異常発達しているため大きさも一般的なアポクリン腺よりも肥大しています。

このため大きなアポクリン腺を除去した後には目立つ程の窪みが生じる事になり、術創の再生が追いつかず、いびつな手術跡が残る場合もあります。

これを予防するために他からの皮下組織を移植して手術の跡が極力目立たないようにするのが皮弁術になります。

アポクリン腺が大きい分切開範囲も大きくなり、移植する部位も切開が必要ですから予後はわきが手術の中で最も悪いのがこの手術になります。

傷口が大きいということは完全に傷口が塞がるまでの時間もかかることになりますし、その間は動かすと強い痛みを覚えます。

傷口が完全に塞がるまでの時間には個人差がありますが、ドレーン留置期間は大体手術の翌日か翌々日までですから、抜管後、傷口が塞がるまでに7日前後はかかると考えて良いでしょう。

抜糸にはそこから更に数日間必要です。

術後の痛みに対しては痛み止め経口薬が処方されます。

切開法の予後

切開法も皮弁術と大体同じ予後になると考えられますが組織移植を要しない分、若干予後が良い程度になります。

したがって抜糸までに要する期間は10日から2週間程度ということになります。

抜糸後は皮膚のターンオーバーによって傷口が段々目立たなくなってきますが、完全に目立たなくすることは出来ません。

この点で皮弁術であれば傷口自体を目立たなくする事は可能なため、費用はかかって予後が悪くとも、女性の場合は皮弁術を希望する方が多いようです。

小切開法(吸引法を含む)の予後

吸引法を含む小切開法の場合、予後も良く抜糸が済んで2ヶ月程度で傷口も目立たなくなります。

ただし傷口は小さいですが1週間から10日程度は内出血が見受けられるためこの間は痛みを強く感じることもあるでしょう。

基本的に入院は必要ないか、念のため一泊入院で行なわれる手術になります。

この手術は基本的に健康保険の適用外となりますので、治療費は全額自己負担となります。

レーザー法や超音波法の予後

レーザー法や超音波法は切開をしない非観血的手術になります。

傷口は殆ど目立ちませんが火傷のようなケロイド跡が残る場合があります。

また完全にアポクリン腺が破壊出来た場合にはいびつな窪みなどが出来る可能性もあります。

しかし時間の経過と共に次第にその窪みは小さくなっていきますが、完全に元通りになるという保証はありません。

痛みについては火傷や内部の組織破壊の状態によって個人差がおおきく一概には言えませんが長くても1週間程度と言われています。

またこの手術の場合、アポクリン腺が全て取り除けているかどうかは確認のしようがなく、わきが臭の再発も起こりえます。

また小切開法同様健康保険の適用外なので治療費は全額自己負担となります。




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