ヘルニアの手術後どのくらいで退院できるの?

一般的な椎間板ヘルニア手術はどれくらいで退院できるの?

一般的な椎間板ヘルニアの手術では通常抜糸までに7日間、その後更に10日前後の入院治療後に退院という流れになります。

したがって20日前後の入院期間が必要という事になりますね。

通常筋骨系に対して行なわれる手術は抜糸前に退院して日常生活に戻る作業に慣れて、抜糸後仕事や学校などに復帰するという流れになりますが、脊椎の手術である椎間板ヘルニア手術は運動障害が残るリスクがあり、術後しばらくの間はリハビリが必要となります。

そのため退院後も1ヶ月程度は継続してリハビリ治療を行なうため社会復帰までには1~2ヶ月程度の期間が必要であり、外来でのフォローは最低でも手術翌日から起算して3ヶ月は必要となるというのが目安になっています。

内視鏡下の椎間板ヘルニア手術はどれくらいで退院できるの?

現在のところ内視鏡下で行なう椎間板ヘルニア手術は腰椎に限定されているのが現実です。

頸椎椎間板ヘルニアに対しても理論上は可能なのですが非常に高度なスキルが求められる手術のため、執刀出来る医師が非常に少ないというのが現状なのです。

(腰椎椎間板ヘルニアについてもまだ実施している医療機関は少ないのが現状です)

ただし、内視鏡手術のメリットは切開範囲が狭く、麻酔も腰椎麻酔で可能な事から侵襲も少なく予後も良好なので、入院期間は1週間程度で済みます。

また退院後の自宅療養期間も10日前後で軽作業が可能なまでには回復するため、仕事の内容によっては仕事への復帰も1ヶ月以内で可能になります。

手術時の侵襲が少ない事から中枢神経へのダメージも少なく、リハビリも短期間で済むケースが多いので、腰椎椎間板ヘルニアに対しては非常に有効な根治術であると言えますね。

鼠径ヘルニアの入院手術はどれくらいで退院できるの?

現在主流の鼠径ヘルニア手術の内容は、組織が弱って嵌頓を起こしてしまっている部位から腸を元に戻し、人工のメッシュ素材で出来た補強材を埋め込むという手術になります。

したがって腸そのものを傷つけたり切除するタイプの手術ではないので、日帰り手術も可能なのですが、術後の適切なフォローをするために医療機関では3日から10日間程度の入院期間を設定している場合があります。

最も一般的なのは7日間入院で、抗生剤の投与、術後感染症の有無、術後の経過を入院でフォローして、簡単な歩行訓練を行ない普通に歩行可能な状態になるまで少し余裕を持って入院させるというのが目的です。

もちろん術後の経過が悪く、感染症を引き起こしてしまったり、傷口が塞がら無いような状態になってしまった場合は入院期間が長引く事もありますが、大体7日入院での手術を勧められることが多いでしょう。




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