ヘルニアの手術後はどのくらい痛い?

腰椎椎間板ヘルニアの手術後はどれくらい痛い?

一般的な腰椎椎間板ヘルニアの手術では術後にコルセット固定を行ない、歩行が可能となるのは翌日以降となります。

その間はトイレにも立てないので尿管にドレーンを留置して畜尿パックに尿をため、その尿を検査して術後の経過観察に利用します。

術中は全身麻酔下で行なっているので痛みは殆ど感じないのですが、神経の入り組んだところを手術するため麻酔から覚めると強い痛みを覚える事になります。

そのため術後は飲み薬や座薬で痛み止めを投与することになります。

あまりに痛みが強い場合は点滴か静脈注射で鎮痛剤を投与する場合もあります。

術後の疼痛に対して投与される鎮痛剤は強い作用を持つものが多く、胃腸障害など消化器にダメージを与える副作用があるため、飲み薬の場合は胃薬や抗潰瘍薬と一緒に投与されるのが一般的です。

頸椎椎間板ヘルニアの手術後はどれくらい痛い?

椎間板ヘルニアの手術では椎間板を摘出した所が再び狭窄を起こさないように腰椎の一部を移植するという手術が同時に行なわれます。

したがって腰椎椎間板ヘルニアの場合は一回の執刀で同時に行なえる部位なのですが、頸椎椎間板ヘルニアの場合は部位が異なるため頸部と腰部を切開する事になります。

このため頸椎椎間板ヘルニア手術でも腰に術創が残るので起立時などに痛みを覚えます。

頸部の創部に対してはコルセット(頸椎カラー)で固定し翌日には起き上がる事が可能ですが首が固定されているため、歩行時には歩行器が必要となります。

その他の予後に対する治療や処置については腰椎椎間板ヘルニアと大きな違いはありません。

鼠径ヘルニアの手術後はどれくらい痛い?

鼠径ヘルニアの手術では日帰りと3日入院、7日入院、10日入院という段階に分ける事が出来ます。

入院日数が長引く程重症例に対して行なう手術と考えて差し支えありません。

(患者さんの希望によって完全に傷が塞ぎきるまで入院させるという場合もありますが。。。)

日帰り手術でも感染予防のための抗生剤と鎮痛剤を術後に一回注射し、後は投薬で疼痛コントロールをするのが一般的です。

この時出される痛み止めは下腹部に力を込められないため、座薬ではなく飲み薬が処方されるのが一般的です。

しかし、術後疼痛に用いる痛み止めは作用が強く副作用として消化器にダメージを与えるものが多いので胃薬と一緒に処方されるのが一般的です。

痛み止めは手術後3日間程度は定期的に飲む内服薬、それ以降は痛みが強い時に飲む頓服薬として処方されます。

日帰りでも可能な手術とはいえ、股関節という軟組織に対して手術を行なうため動かすたびに痛みが走る場合があるので、手術翌日くらいまでは出来るだけ安静を心がけるようにしましょう。

安静にしていても強い痛みがある場合は感染症を引き起こしている可能性があります。

我慢しないですぐに執刀した医療機関に相談のうえ診察してもらうようにしてください。

順調に傷が回復していけば数日で痛みは消えていきます。




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