中絶の手術後はどのくらい痛い?

中絶手術は痛いの?

中絶手術の技術の進歩によって手術による痛みは殆どなく、予後と呼ばれる術後の経過も殆どの場合は良好です。

日帰り手術では翌日ぐらいまでゆっくりと自宅で静養していれば問題なく日常生活に復帰することが可能です。

しかし、稀に術後の不正出血や麻酔薬の代謝が遅くて下腹部に痛みや違和感、また起立時にフラつきが止まらないなどの症例が起こる場合もあります。

中絶手術は子宮に大きな負担をかける処置なので絶対に大丈夫とは言い切れないものなのです。

(そのためにインフォームドコンセントが必要であり、予後不良の場合には速やかに産婦人科を受診するようにという主旨が説明されます)

中絶手術のリスクについて

多くの事例では中絶手術を受けた翌日か翌々日には普段通りの生活が出来るぐらいにまで回復するものですが、これから先は術後の予後不良が発生した場合の事例について説明しておきましょう。

中絶手術で起こる術中、術後のリスクは次の通りです。

  1. 麻酔薬のアレルギーによるショック症状(発疹、呼吸障害など)
  2. 子宮内の胎児が完全に掻爬しきれず、残存組織が癒着などを起こして炎症が発生する
  3. 子宮内感染
  4. 子宮穿孔(子宮に穴が開いてしまう症状)

この中で2と3が帰宅後に発生しやすい症状になります。

また妊娠中期に行なう中絶手術では次のようなリスクが追加される事になります。

  1. 子宮頸管裂傷
  2. 薬によって誘発された陣痛が強すぎた場合に起こる子宮破裂
  3. 子宮の収縮不全などによる多量出血

妊娠中期以降の中絶手術は原則として入院して行なわれますので、入院期間中に上記のような症状が出なければ退院となります。

手術後の予後について

手術当日やこうした予後不良を起こした場合は下腹部に違和感を覚えたり、痛みや出血を覚えます。

特に子宮内感染を引き起こしている場合は手術日当日よりも翌日以降の方が痛みが強まり、場合によっては高熱を発する場合もあります。

不正出血を起こしていたり、痛みが中々治まらない場合は予後不良を起こしている危険性が高いので、すぐに産婦人科を受診するようにしましょう。

また中絶手術の予後不良を放置しているとそれが原因で以後の妊娠が困難となる場合があります。

特に子宮内感染を起こした場合子宮内壁が癒着してしまう「アッシャーマン症候群」は不妊症リスクとして重大な要因なので注意が必要です。

特に術後のトラブルが無い場合でも中絶手術をくり返していると子宮内には大きな負担がかかるため着床障害を起こしやすく「妊娠しづらい体」になってしまうので性行為時は必ず避妊を心がけるようにして下さい。




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