流産の手術で入院した場合には病院で術前、術後にどんな処置をされる?

流産手術の流れ

流産手術は手術全体の中では比較的簡単な手術の部類に入ります。

しかし、子宮内部を掻爬したり吸引するために予後の個人差は大きいとされています。

したがって基本的には数日間の入院を勧める医療機関が多くなります。

ただし、行なう事は基本的に中絶手術と同じですから日帰り手術も可能です。

中絶手術の流れは、手術前、手術当日、手術後でそれぞれ次のようになります。

手術前

  1. 先ずは胎児の状態をエコー検査などで確認します。
  2. 流産していて手術が必要な場合は緊急性が検討され、緊急で手術が必要な場合にはその日の内に手術が行なわれる事になります。
    (入院の有無もその場で判断されます)
  3. 流産手術が必要なものの緊急性が確認されない場合には、とりあえずインフォームドコンセントを行なった上で、入院が必要であれば入院日を決めてその日は帰宅という流れになります。
  4. 入院の場合は手術の前日に入院をします。日帰り手術の場合は手術前日から基本的には絶食を指示されます。
    夜九時以降は基本的に水分摂取も禁止です。喉が渇いたらうがいか口を湿らせる程度にしてください。
  5. 手術前に血液一般検査、尿検査、腹部エコーが行なわれる場合もあります。
    これは最終的な術前検査で、手術可能な状態かどうかを確認することが目的です。
    (最終診察から手術までの期間が短い場合は省略される場合もあります)

手術当日

  1. 手術当日は手術着に着替え手術に臨みます。
    手術は分娩室で行なわれるケースが多いようです。
  2. 手術前に子宮頸管を拡張する薬が与えられますが、何度か出産を経験している人であれば十分に拡張している場合もあり、この場合は子宮頸管拡張剤は投与されません。
    手術は10分程度で終了します。
  3. 日帰り手術の場合は回復室で術後の経過を見ます。
    腹痛や不正出血等が無ければそのまま帰宅することになりますが、回復室で休んでいる間に帰宅後の生活の送り方などについての説明があります。
    入院の場合は手術後に病室に戻ることになります。

手術後

  1. 手術後には感染予防のための抗生剤、痛み止め、開いた子宮頸管を収縮させるための薬が処方されます。
    処方された薬はどれも重要なものですから、用法にしたがってきちんと飲みきるようにしましょう。
  2. 術後不正出血や下腹部痛が起こった場合は我慢をせずにすぐ手術を受けた病院に連絡をして診察を受けるようにしてください。
    夜間や休日の場合は緊急でも対応してくれます。
  3. 入院は3日以内というところが多いのですが、術後一週間で診察を受け、そこで異常が見つからなければ終了という流れになります。
    手術後2~4週間で生理が始まれば再び妊娠可能という判断になりますので術後の診察では異常が見つからなくても生理が中々来ない場合は医師に相談するようにしてください。



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