流産の手術後に日常生活でどんなことに気を付けるべき?

流産の手術後に日常生活でどんなことに気を付けるべき?

前の章でも述べましたが、流産というのはそれ自体が非常に精神的なダメージが大きい出来事です。

また周囲が無理解だと身近な家族や親族の中でも流産した女性が孤立してしまうという状況に陥りかねません。

そのため、流産が発覚した後には出来るだけパートナーと一緒に医師の説明やインフォームドコンセントを受けるという事をお勧めしたいと思います。

この精神的な状態が術後の予後やその後の妊娠に大きな影響を持つようになるケースもあるからです。

流産手術後に最も気をつけなければならないのが手術を行なった子宮内部の状態です。

手術は静脈麻酔で行ないますので、ある程度麻酔による侵襲がありますし、内視鏡やレントゲンでモニターしながら行なう手術とも違うため、使用する金属製の医療器具によって子宮内部に傷をつけてしまうリスクも高いのです。

この時精神的なストレスが大きくて全身の免疫力が低下していると術後感染症やアッシャーマン症候群、子宮穿孔などの合併症へのリスクが急増することになります。

術前のストレスは術後の経過にも大きな影響を与えてしまうことになるので、手術前後のメンタルケアには最善を尽くす必要性があると言えますね。

辛い事や悲しい事、気分がふさぎ込みがちなときは我慢せずに精神科や心療内科、心理カウンセラーに遠慮なく相談するようにしましょう。

こうして綿密な精神バランスのケアが功を奏すればまた妊娠出産のチャンスは必ず巡ってきますし、そう信じることも重要です。

一方術後の子宮の機能面では出血や痛みがないかどうかに注意を払う必要性がありますが、子宮穿孔にしてもアッシャーマン症候群にしても1週間程様子を見て出血や下腹部痛などの症状が出なければ問題ないでしょう。

最終的には術後1週間後の診察で医師から総合的な経過判断がなされる事になりますが、問診によって術後の経過に問題が無ければその後の大きなトラブルに発展する事はありません。

社会復帰までの期間

前述した通り、流産手術の場合社会復帰までの目安は1週間程度と見て良いでしょう。

軽い家事程度なら手術の翌々日から少しずつ始めても問題ありません。

また入浴等も手術の翌日までは控えるようにして、シャワーから始めて体を動かす事にならしていくようにします。

もし、入浴や排便時に出血が合った場合にはすぐに病院に連絡をして診察を受けるようにしてください。

手術後2~4週間で生理が始まったらまた妊娠出産が出来ることの証しになります。




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