痔の手術後はどのくらい痛い?

痔の手術後はどのくらい痛い?

痔の手術はどれくらい痛いのか?

それは出来てしまった痔の種類にもよりますが、外痔核と痔瘻、肛門の切れ痔は肛門の外側に出来る事が多いので手術や処置を受ける際にはそれなりに痛みを伴いますが、直腸内部は痛みを感じる神経が通っていないので、実はそれほど痛くありません。

痔で手術の適用となる症例は殆どが内痔核の手術になります。

痔瘻は根治させるためには手術以外の治療法はありませんが、いきなり痔瘻を煩う人は殆どおらず、大抵は切れ痔かいぼ痔が見つかった時点で肛門科を受診するか、市販薬で治療を行なうのが一般的ですから、痔瘻は症例自体がそれほど多く無いのです。

また、いぼ痔の手術も現在主流となっているのはジオン法と呼ばれる手技で、これは4点注射法とも呼ばれ、痔核を消失させるための薬剤(ジオン液)を的確に4つのポイントに注射器で注入するだけの手術です。

腰椎麻酔で行なわれますが切開しない手術法となります。

症状の重い(III度以上)いぼ痔にたいして行なわれるPPHは直腸内を切開しますが、これは痛みを感じない部分にたいして行ないますし、切開と縫合を同時に行なう手技のため術後の痛みも殆ど感じません。

かつて内痔核の根治手術は術後に強い痛みを感じるものでしたが手術法の進歩によって侵襲も少なく予後の経過も良い手術が相次いで開発されたので、今では痛みを感じる手術というのは稀な症例についてのみ行なわれるというのが現実となりました。

切れ痔にたいして行なわれる直腸(肛門)ブジー法は痛い?

切れ痔の場合は手術では無く、処置として直腸(肛門)ブジー法というのが行なわれますが、これは切れ痔そのものの治療法では無く、切れ痔をくり返す事によって硬くなってしまった肛門や直腸の筋肉を広げて柔らかくするという方法です。

(切れ痔自体は薬で治療するのが一般的です)

やり方は手かクスコと呼ばれる器具で肛門と直腸を少しずつ広げていく方法になります。

始めは痛みを感じますが、次第に慣れてきます。

麻酔は局所麻酔が配合された潤滑ゼリー(キシロカインゼリー)が使われます。

外痔核に対して行なわれる焼灼術、冷凍凝固法は痛い?

ごく稀な症例ですが外痔核に対して焼灼術や冷凍凝固法が行なわれる場合があります。

これはレーザーメスや特殊な薬品で外痔核を焼くか凍らせるかして取り除く方法です。

チリチリとした痛みと術後には少し引っ張られるような違和感を伴いますが、激痛という程ではないという声が多いようです。




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