白内障で手術が必要となるのはどんな場合?

白内障の手術が適用されるケースとは?

白内障で手術が適用される場合というのは水晶体内の白濁が大きくなって、日常生活や仕事に影響が出ている場合になります。

白内障が進行してほぼ失明に近い状態になっても白内障手術を行なえば視力を回復させる事ができます。

この手術は成功率も高いので、中程度以上に進行した白内障の場合は手術が第一選択肢となります。

最新の白内障手術って?

白内障の手術は技術の進歩によって入院だけでなく日帰りでもできるようになり、同時に安全性も飛躍的に向上しています。

最新の白内障手術は手術と言っても痛みは殆どありません。

また麻酔は局所麻酔(点眼麻酔)で行ないます。

局所麻酔なので、手術中は意識もあり、普通に医師やスタッフと会話もできます。

人によってはそれが怖いという人もいますが、痛みは殆どありませんので術中はできるだけリラックスするよう心がけましょう。

時間は正味10~20分程度で終わります。

白内障手術の詳細は次章以降で説明していきます。

白内障手術のリスク

現在の医療技術では白内障の手術は決してリスクの高いものではありません。

しかし、100%安全かと問われれば、全ての医療行為がそうであるように白内障の手術もまたノーリスクであるとは言い切れないものです。

手術である以上執刀医やサポートスタッフのスキルに依存するものですし、術中に予測出来ない事態が発生する場合もあります。

医療機関ではこのような事態を予防するという意味合いにおいてもインフォームド・コンセントが重要視されています。

インフォームド・コンセントとは病状や治療法、またその治療法にまつわるリスクなどを患者さんに分かりやすく情報提供をおこない、同意を得ることです。

インフォームド・コンセントに際して注意したい事

医療の世界は一般人にしてみれば未知の領域であり、あまりに高度に専門化されているため、治療内容など具体的な医療行為に関してはほとんど医師の言うがままに行なわれてきたという経緯があります。

しかし、ひとたび医療事故が起こった場合、それが治療リスクの一つと説明されてしまっては泣き寝入りしなければならないということもしばしば起こっていました。

インフォームド・コンセントでは患者さんからの同意を得た証明として、同意書にサインをします。

これでは医療機関の責任回避行為だと指摘する専門家もいますが、患者さんが自分自身の病状の詳細を知り、これから手術をするにあたってその医師が信用に足る人物かどうかを見極めるためには病気と治療についての詳細をできるだけ正確に把握しておく事が重要になります。

そのため、白内障手術に臨む際にも事前のインフォームド・コンセント時にはその病院での白内障手術の実施述べ件数、成功率など不安に結びつくような要素についてはきちんと確認しておく事が重要となります。

インフォームド・コンセントは患者さんの同意を強引に取付けるための物ではなく、医師の説明責任を明確にして治療内容やリスクについて患者さんに事細かく分かりやすく説明するためのガイドラインです。

したがって、手術ありきで強引な説明をし、同意を取付けようとする行為は既にインフォームド・コンセントに反していると言えるのです。

この時点で医療機関を変更するなどの措置を取るかどうかは患者さん側に選択権があるので安全性の高い手術だからと安易に受け入れずに、手術には不測の事態も起こりえるという事を肝に銘じて、インフォームド・コンセントを重要視するようにして下さい。

同意書にサインするという事は医師側の説明に納得したという証拠となることを理解しておきましょう。




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