白内障の手術にかかる費用はどのくらい?

白内障手術の費用

白内障の有病率を年齢で比較してみると70歳以上の高齢者と69歳以下では大きく開きがあります。

ちなみに70代の場合、有病率は90%以上、80代以上になると100%の有病率になるとされています。

60代では70%以下で50代になると30%以下になりますので、70代以降になると手術の必要性も増す事になります。

日本では国民皆保険制度が導入されているので、日本国籍を持つ全ての人は国民健康保険か社会保険のどちらかを取得している事になっています。

自己負担割合はどちらの保険を使っても3割というのが原則です。

手術については手術前の診察や検査も概算に含める事になるので、これらを考慮して日帰り手術と一泊二日の入院手術の場合の概算を出すと、

  • 日帰り手術の費用負担目安

約54,000円。

  • 入院手術(一泊二日)の費用負担目安

約63,000円。

程度になります。

ただし、冒頭で説明したように白内障の罹患率は70代を過ぎると急激に上昇します。

75歳以上の人であれば後期高齢者医療の適用となりますので、窓口での負担割合は1割になります。

後期高齢者医療で1割負担になった場合の医療費負担の概算は

  • 日帰り手術の費用負担目安

約20,000円。

  • 入院手術(一泊二日)の費用負担目安

約28,000円。

程度になります。

高齢者の医療費還付制度を利用する

医療費には高額医療費の還付制度というのがあります。

これは各保険者(国保の場合は自治体、社会保険の場合は組合など)に申請することで医療費の一部が還付されるという制度で、そのあらましは以下の通りになります。

69歳未満の場合

  • 上位所得者の場合

月額の医療費負担が150,000円を超えた分。

  • 一般の方の場合

月額の医療費負担が80,100円を超えた分。

  • 住民税非課税世帯の場合

月額の医療費負担が35,400円を超えた分。

なお、上位所得者とは

  1. 健康保険加入者で標準月額報酬が53万円以上の方
  2. 国民健康保険加入者で年間所得が600万円以上の方

となります。

70歳以上の場合

  • 1割負担の場合

月額の医療費負担が12,000円を超えた分。

  • 3割負担の場合

月額の医療費負担が44,000円を超えた分。

なお、1割負担の場合でも入院(日帰り入院を含む)した場合は、44,000円を超えた分が還付の対象となります。

また、制度の都合上、両目ともに白内障の方は同月内に両目の手術を受けた方が還付金が高くなるという仕組みになっています。

国民健康保険加入者の場合は自治体によって独自の制度があるケースもあるので、還付制度の詳細は各自治体に確認するようにしてください。




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