白内障の手術方法とは?

白内障手術とは

白内障で手術が適用される症例というのは日常生活や仕事に影響が出てくるぐらいまでに進行した場合が一般的です。

ただし、白内障手術は技術の進歩によって非常に安全性の高い手術になりました。

白内障の手術は入院して行なうものと日帰りで済むものとがあります。

白内障の進行具合と体調によってどちらを行なうかが決められますが、基本的には日帰り手術が可能ならそちらが第一選択肢となります。

それでは以下に白内障手術が行なわれるまでの流れについて説明していきましょう。

ただし、これは一般的な医療機関で行なわれている流れについての説明なので医療機関によって異なる場合があるということをご了承下さい。

白内障手術の流れ

白内障手術はまず眼科を受診するところから始まります。

  • 一般検査

まず視力障害の原因を調べます。

進行した白内障では黒目に白い濁りが発生しているため、目視でもある程度の診断が可能です。

初期の白内障では経過観察もしくは点眼薬の処方が行なわれます。

  • スケジューリング

診断の結果白内障手術の適用が認められたら、手術日など具体的なスケジュールが検討されます。

局所麻酔で行なわれる手術なので、仮に全身疾患のある高齢者でも殆ど問題なく手術可能ですが、念のため内科で全身疾患の有無を検査することを勧められます。

総合病院の場合は眼科でのスクリーニング検査が可能です。

  • 術前検査

手術前に行なわれる検査です。

白内障手術では水晶体を眼内レンズと呼ばれる人工の水晶体に置き換える手術が行なわれるため、挿入する眼内レンズの度数や形状の決定と、眼科領域の検査が行なわれます。

  • 手術の概要の説明

医療機関によっては二回目のインフォームドコンセントが行なわれる場合があります。

一度目のインフォームドコンセントは手術の適用が認められた時に行なわれますが、二回目のインフォームドコンセントでは患者さんと家族に対して手術の内容と手術前日の注意点、予後について、手術当日から数日間の過ごし方、術後の診察頻度などについて具体的な内容が説明されるのが通常です。

  • 手術当日

手術は局所麻酔で行なわれますが、あらかじめ点眼麻酔薬が投与されます。

手術の種類によってはこの点眼麻酔だけの場合もあります。

その後、手術室において手術が行なわれますが、正味10~20分程度の簡単な手術なので、診療所の場合は処置室で行なわれる場合もあります。

  • 手術後

手術後はリカバリールームと呼ばれる別室でしばらく安静にしてから帰宅もしくは病室へと戻ります。

日帰り手術ではリカバリールームで帰宅後の過ごし方などが改めて説明されます。

術後は感染予防のために抗生剤と疼痛予防のために痛み止めが処方される場合があります。

過去に抗生剤や痛み止めでトラブルを経験した事がある場合は事前に主治医に説明するようにしてください。

手術後は一週間ほどで通常の生活に戻れますが、翌日までは眼帯をし、初回の定期診断までは保護眼鏡と呼ばれる紫外線をカットする眼鏡が貸与されることもあります。

保護眼鏡をする場合は一週間後の受診日までの期間は寝る時も保護眼鏡をかけておくようにしましょう。

また抗生剤や点眼薬など処方された薬は用法・用量を必ず守るようにして、激しい痛みなどを覚えたらすぐに手術を受けた眼科に連絡して診察を受けるようにしてください。




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