粉瘤の手術後どのくらいで退院できるの?

粉瘤手術で入院が必要なケースについて

一般的な粉瘤は、手術をすることになっても、殆どの場合が、外来で済む程度の軽い手術になります。

しかし、粉瘤が大きく成長しすぎていたり、感染や炎症を起こしていると、場合によっては入院手術が必要となることもあります。

粉瘤手術で入院が必要な場合の目安というのは、切開する範囲が5cmを超えるような時になります。

また、頸部のように太い血管が皮下のすぐ下を流れているような部位や、関節部など複雑な動きをする部位などは、難しい手術になる可能性があるため、入院が必要と判断されます。

感染性粉瘤の場合

粉瘤は角質が皮下組織に溜まってしまう病気です。

外気に触れている角質層は、細菌やウィルスを一緒に取り込んでしまう事もあり、粉瘤内部で細菌感染を引き起こしてしまうケースも多くあります。

このように感染を引き起こした場合、粉瘤が赤く腫れ上がり、膿が発生したり、強い痛みを覚えたり、発熱を起こしたりします。

強い感染が認められる粉瘤については、手術前に入院をして抗生剤の点滴投与を行ない、感染像が消失してから手術が行なわれます。

そのため、感染性粉瘤の手術は、必然的に入院前提が多くなります。

また、感染性粉瘤は一旦症状が消失してもすぐに再発をくり返します。

ですので、再び手術が必要となり、再入院をしなければならなくなってしまうこともあります。

炎症性粉瘤の場合

炎症性粉瘤では、粉瘤が周囲の神経を刺激して、炎症を引き起こすといった症状があらわれます。

感染性粉瘤と症状は良く似ていますが、膿みは発生せずに赤く腫れ上がる事が多いので、感染性粉瘤とは区別できます。

そして、高熱が続いたり、一日二日で炎症性症状が消失しない場合は、まずは消炎鎮痛剤を投与し、その後炎症が治まってから手術の適用となります。

炎症性粉瘤は腫瘍が大きくなる時に起こる事が多いという特徴があります。

粉瘤手術の入院期間

上記のように、一口に粉瘤と言っても症状は千差万別で、粉瘤の状態や出来た部位によっても入院期間は違ってきます。

また、感染性粉瘤や炎症性粉瘤の場合は、手術の数日前から入院をして症状を抑える薬が投与され、感染や炎症が治まるのを待ってから手術をすることになります。

しかし、粉瘤を摘出した後の予後は、いずれのケースでも比較的良好なことが多いので、術後から退院までは、数日~1週間程度を見込んでいれば大丈夫です。

とはいえ、会社に休暇届を出す場合には、医師とよく相談をして、自宅療養も含めた日数を届けるようにしてください。

その際に、休暇届と一緒に提出するために、診断書が必要となるので、事前に医師にお願いして発行してもらいましょう。




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