蓄膿症の手術で入院した場合には病院で術前、術後にどんな処置をされる?

蓄膿症の手術までの流れ

ここでは現在主流である顕微鏡下による蓄膿症手術までの流れについて説明していきたいと思います。

鼻づまりや鼻水など蓄膿症と思われる症状で外来受診をして蓄膿症が確認され、手術の適用が決まったという前提条件で話しを進めていきます。

外来で蓄膿症の手術が決まった場合、先ずは手術の日程確認から始まります。

内視鏡手術の場合は、施術可能な設備がそういくつもある訳ではないので、先ず予約を取るところから入るのが一般的です。

手術は、2週間から1ヶ月程度先になるのが一般的です。

そして、手術1週間前に、術前検査が行なわれます

日帰り手術の場合

手術当日、蓄膿症の手術は鼻に対して行なわれるので、腹部の手術のように前日から絶食したり水分制限を受けるような事はありません。

そのまま来院して手術を受けるという流れになります。

手術後は回復室(リカバリールーム)で安静にしてから帰宅となります。

この間に手術後の日常生活の送り方や術後の処置などについて説明されます。

手術後から翌々日までは、毎日来院して術後の処置と感染症の有無などを調べる血液検査を受けます。

そして、手術後1週間で、再診を受けて問題なければ完治となります。

入院手術の場合

術前検査までの流れは日帰り手術と同じです。

入院は手術の前日に行い、翌日の手術に備えます。

手術当日は病室から手術室に向かいます。

全身麻酔(静脈注射法など)で行なわれる場合、病室で麻酔薬を投与してから手術室へはストレッチャーで向かう事になります。

なお、蓄膿症や副鼻腔腫瘍に対する手術は鼻に対して行なうため、通常の全身麻酔のように鼻全体を覆ってしまうレスピレーター(人工呼吸器)マスクの装着が出来ません。

したがって全身麻酔で行なう場合は静脈注射法で麻酔薬を投与した後に口から気道に管を入れてに酸素を送る方法が選択されます。

そして、手術後は病室に戻ります。

入院期間は病状によって変わります。

良性腫瘍の切除の場合は5日程度、悪性腫瘍の切除の場合は1週間から10日前後の入院となります。

手術翌日から術後の経過を把握するために問診、血液検査、尿検査、術後の処置などが行なわれます。

傷口が完全に塞がり、自然口の狭窄が解消されていれば退院となります。

この時、次回の外来診察予約と必要な日数分の投薬が行なわれます。

そして、少なくとも次回予約までは自宅療養が原則となります。




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