蓄膿症の手術後はどのくらい痛い?

自然口開窓術の術後はどれくらい痛い?

内視鏡手術は手術する範囲が限局的とはいえ、鼻の奥(細かい神経が集中しているところ)の手術ですから痛みは伴います。

手術後も傷が完全に塞がるまでは痛みを覚える事になるので術後には痛み止め(頓服もしくは坐薬)が処方されます。

蓄膿症手術に伴うリスクについて

内視鏡下で蓄膿症手術を受けた場合、最も基本的な自然口開窓術(ポリープ切除含む)の場合でも完全に手術のダメージが消失するまでは数週間かかると言われています。

また副鼻腔は非常に大きな空洞で鼻だけでなく目や耳、口とも接している組織なので、手術に伴う他の重要な組織への影響は無視出来ません。

そこで、ここでは蓄膿症手術に伴うリスクについて説明していきましょう。

蓄膿症内視鏡手術に伴うリスク

  • 術後の継続的な鼻血

通常、止血剤で対処されます。

  • 目の神経へのダメージ

術後複視(ものが二重に見える症状)をきたす場合があります。

術創が消えるにしたがって自然消失する場合もありますが、そのまま眼症状が残ってしまうリスクもあります。

  • 脳へのダメージ

手術時に脳神経や脳血管を傷つけ、脳髄膜炎を起こすリスクがあります。

万が一脳髄膜炎が発症した場合には緊急手術を行なう場合もあります。

  • 声への影響

空気の通り方が変わるため声質が変化することもあります。

  • 術後感染症

全ての手術には術後感染症のリスクが伴います。

術後感染症を予防するためには処方された抗生剤を最後まで飲みきる事が重要となります。

  • 鼻の変形

鼻の形が変わる可能性があります。

特に自然口を塞いでいたポリープや腫瘍を取り除くと鼻が低くなるケースが多くなります。

内視鏡的副鼻腔腫瘍手術の術後の痛みについて

一般的な自然口開窓術に比べると手術する範囲が広がるため予後は悪くなります。

そのため術後の痛みも長引く事が多く、術後疼痛のコントロールは医師の指示に従うようにしてください。

特に痛みが強い場合は遠慮なく主治医に相談するようにしましょう。

内視鏡的副鼻腔悪性腫瘍手術の術後の痛みについて

悪性腫瘍の手術の場合、隣接する組織への浸潤、他器官への転移を防ぐために良性腫瘍よりも広く深い範囲を切除する必要性があります。

このため予後は最も悪いと言えます。

予後の悪さはそのまま術後疼痛の強さや痛みを感じる期間に影響するため、個人差はありますが術後から1週間程度は痛みが継続的に持続すると考えて良いでしょう。




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